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2019年3月13日水曜日

暗闇、そして新たな痛み

サイコパスという嵐が過ぎ去った。
しばらくの間は、人生もぱたりと動きを止めてしまったかのように感じられるだろう。


残されたエネルギーを必死に振り絞り、徹底的にリサーチ。
「やっぱりあの人、サイコパスで間違いない」との確信に至った。
それと同時に、壊れた自分の修復作業にも取り組まねばならなかった。
一体いつになったら周囲の世界が再び息を吹き返すのだろう。
少なくとも、本来のあなたらしさが戻ってくるまでは、そのような日が訪れることなど無さそうだ。


とはいえ、人生が一瞬でもその歩みを止めるなどということは、現実世界にいる限りまずあり得ない。
生きていれば誰だって辛い目に遭うし、嫌なことも起こる。
友達や家族の死は容赦なく訪れるし、人間関係も壊れる時は壊れる。
可愛がっているペットの死や、病の苦しみだって決して他人事ではない。


人生に苦しみや痛みはつきものだ。
誰が何と言おうと、この普遍的真理からは逃れられない。


ただ、サイコパスとの体験を経た後では、苦しみや痛みに対しての反応が以前とは違ったものとなるかもしれない。
辛いことや不快なことが起こると、心がすぐさまブーメランのようにあの頃の記憶へと舞い戻る...。
このパターン、一度はまるとなかなか抜け出せないんだよね。


ぼやきたくなる気持ち、わからなくもないよ。

「あんなサイコパスに出会ってさえいなければ、もっと上手に乗り切れているはずなのに。」

うーん。
それはどうかな。
この、過去へ過去へと舞い戻るブーメランパターン、長引かせることでかえって自分をみじめな立場へと追いやってはいないだろうか。
気に食わない出来事は何もかも一緒くたにし、「あのサイコパスと関わったせいで!」と強引に関連付けてはいないだろうか。


いい?
かつてのサイコパス体験と、今あなたが置かれている状況とは全く別個のものとして考えなければいけないよ。
両者の間には何一つ接点など無いんだ。
人間関係がこじれてくるとこうした記憶のブーメラン現象が特に起こりやすくなるから、気を付けなくちゃね。


あなたの前に気になる人が現れ、いい感じになってきた、としよう。
希望や喜びいっぱいの日々に、あとほんの少しで手が届きそう。
これでようやくサイコパスとの悪夢とおさらばできるかも...。


二人の仲は順調に進展しているかのように見えていた。
だが、あなたの期待もむなしく、相手との間には少しずつすきま風が吹き始める。

「ふん、あんなサイコパスと関わり合いになっていなかったら、きっと今頃は...」

思わず口をついて出るのは、あいつへの恨み節ばかり。


結局、その相手との関係がそれ以上に進むことはなかった。
別れが決定的となり、あなたはまたもや無力感に襲われ、ひどく落ち込む。
サイコパスのせいであなたらしさがじわじわとむしばまれていった、あの悪夢のような時期が再びやって来たようだ。

過去記事:「むしばまれていく、自分らしさ(1)」https://sayonara-psychopath.blogspot.com/2015/03/1.html 】

サイコパスの破壊力を侮ってはいけない。
離れてからもう随分経つというのに、あなたの心の奥深いとこでしぶとく生き続けていたんだね。


僕としては、こうした状況下であなたを襲う無力感と、例のサイコパスとの体験とは切り離して扱うべきだ、と考えている。


あの体験をきっかけに、あなたの魂は生まれ変わった。
これは疑いようもない事実だ。
生まれ変わってからのあなたは、外部からの悲しみに対しての敏感さが以前と比べて格段にアップした。
だが、それは裏を返せば、ほんのわずかな悲しみに触れただけで激しく動揺し、簡単には落ち着きを取り戻せない、ということをも意味する。


「一体どうしたんだろう、私。情けない...。」
そう思う人もいるだろうね。
弱気で、めそめそばかりしている自分の姿に「なんて不甲斐ないんだろう」とイラつくこともあるかもしれない。
本当ならばもっと強く、もっとたくましい自分へと変わっていかなくっちゃいけない時期なのに...ね。


だけど、こうしたネガティブな感情エネルギーは決して無視してはならないし、押し殺してもいけない。
そのままじっくり観察していけば、実はその中にもっと大きな、もっと大切な目的が隠されていることがわかるんだ。

Image by Alexas_Fotos

過去にさかのぼってわざわざ嫌な記憶を掘り返し、脳内ドラマをリピート再生し、嫌な気分にどっぷり浸る。
これ、そろそろ止めてもいいんじゃないかな。
自分を解き放ってやりなよ。自由の身にしてやりなよ。
泣きたいのなら、大声出して好きなだけ泣けばいいさ。
愛のエネルギーは心の一番奥深い場所で封印せずに、外の世界へとどんどん出してやろうじゃないか。
癒えていない傷があるのなら、その愛のエネルギーを使ってきちんと治そう。
失われた物たちや人々に執着するのも止めようよ。
ほんの少しだけ振り返り、「さよなら」とそっと心の中でつぶやいたら、後は前だけ見て歩いて行こう。


身体はへとへと。でも、心は穏やか。
そんな今の自分に気付けているかな。
自分というちっぽけな枠組みを超え、もっと深いところに存在している「何か」と自分とが繋がっているような、そんな感じ。
少しずつではあるが、あなたの中にもそうした実感が芽生えつつあるのではないだろうか。


こうしたプロセスを経る前と経た後とでは、「喪の悲しみ」に向き合う姿勢がガラリと変わってくるのは当然だろう。
変化すること・イコール・悪化すること、と決めてかかるのはよそうね。
世の中には変化して良くなることもたくさんあるのだから。


もちろん、最初のうちは多少の居心地の悪さを覚悟しなければならない。
今までに体験したことのないようなパワフルな感情が押し寄せて来るのだからね。
こんな波、どうやって乗りこなせばいいんだろう。
コツをつかむまではなかなかしんどいと思うよ。


経験したこともない感情をさあ、扱え、といきなり言われたところで、すぐには上手くできないだろう。
難しそう、無理だ、と思った瞬間、つい昔馴染みの例の感情...「この先最悪の事態が襲ってくるんじゃないか」という恐怖心...の方へと心が自然に傾いていく。
そうなると「あのサイコパスさえいなけりゃ...」というネガティブ思考に絡め取られてしまうんだよね。


辛い感情・厄介な感情は、実地経験を積むにつれて少しずつ上手に扱えるようになるよ。
苦手意識も徐々に薄らいでいくだろう。
どんな感情であれ、湧き起こって来たものはとにかく一旦自分の中で受け止めてみよう。
しっかりと受け止められたら、より健全な目的に役立てられるよう、進行方向を微調整してやる。
準備が出来たら、自分の外へパーッと放出してやればいいさ。


大丈夫。
できるよ、あなたなら。



もう一つ、落ち込んだ時にぜひ思い出してもらいたいことがある。


こうした一連のサイコパス体験を生き抜いた今、「前よりも苦手になった」「以前はできたけど、あれ以来できなくなった」といったネガティブな面に目を向けがちなのは仕方ないと思う。

でも、逆に

「前と比べて簡単にできるようになった」
「以前よりもかえって得意になった」
「改善された」

など、あなたにとってプラスとなったことも探せば必ずあるはずなんだよね。
さぁ、いくつ数えられるかな。


サバイバーの多くがこんなところを挙げている。

・友人との仲が一層深まった 
・風通しの良い健全な人間関係だけが残った 
・自分の良いところを認められるようになった 
・他人と自分との間に境界線(バウンダリー)を引けるようになった 
・自分と人類全体とのゆるやかなつながりを実感できるようになった


ネガティブ感情やネガティブ思考って、坂道を転がり落ちていく雪玉みたいなものだよね。
はじめはごく小さかったはずなのに、ころころと斜面を転がっていくうちにその大きさを増し、気が付いたらもう誰にも止められないほどに巨大化している。


ネガティブ要素を無駄に肥大化させないためにも、時々は立ち止まる機会を設けよう。
自分がどれだけ成長したかをはっきりと認められれば、考え方も変わると思うよ。
焼け野原の灰の中から力強く立ち上がり、無事にここまで歩いて来れたんだよね?
本当によく頑張ってきたあなた自身を、精一杯ほめて、そしてねぎらってあげて欲しいんだ。


あなたは暗黒状態からの脱出に見事成功した。
もう怖がらなくてもいいんだよ。


2019年2月13日水曜日

【コラム】真実は勝つ

サイコパス。
ソシオパス。
自己愛性パーソナリティ障害者。


そういった類の訳あり連中と一度でも遭遇した人ならばわかるよね。
あれはまるで「純度100%の悪」に触れたような体験だった。
同じように感じた人は大勢いるんじゃないかな。


奴らとの関係が一段落したからといっても、まだまだ油断するわけにはいかない。
絶え間ない不安、自分への不信感、どこまで行っても光が見えない状況。
そうした迷惑な置き土産に悩まされ、身動きすらできぬもどかしい日々がこの先あなたを待ち受ける。


生きる力もすっかり枯れ果ててしまった。
以前ならウキウキしたはずの場面に出会っても、今は少しも心が動かない。
感情が麻痺してしまったかのようだ。


共感力あふれる人々が良心を持たぬ奴らの毒牙にかかると、被るダメージはここまでひどいものとなってしまうのだ。


こちら側は生き生きとした魂の持ち主。
あちら側には魂が無く、抜け殻も同然の存在。
この両者がぶつかって生じた反応、あまりにも激烈過ぎた。
あなたが描いていた未来像も計画も、全て白紙状態となってしまった。


だけど、長い目で見ればこれは間違い無く人生最大級のチャンスとなるはずだ。
今はまだとても想像できないだろうけどね。


この危機を無事乗り越えることができれば、あなたは世界をあるがままの姿で見られるようになる。
あるがままの自分も認めてやれるようになる。
嘘や飾りでごまかされることなしに【真実】をはっきりと見極められるようになる。


そうなれば、少しずつ生きる力も戻ってくるだろう。
魂の奥底から自然と力が湧き起こり、あなたはもっと強くなる。
よそからの借り物ではない、内側から生じる力があなたのものとなる。
もう二度と他人の手で破壊されることのない、確かな力が。



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毎回違った個性豊かなファッションや、ご自身の手によるイラストをふんだんに盛り込んだ動画でもって楽しませてくれるのが、アメリカ人YouTuberのSacha Slone(サシャ・スローン)さん。
問題のある【自己愛】の病を抱えた人達からどうやって身を守ったらよいのかを、ユーモアたっぷりに、明るくチャキチャキと語ってくれています。
コメント欄に寄せられたたくさんの書き込みも非常に参考になりますね。なんたって【被害者ならではの生の声】ですから。


陽気で前向き!なSachaさんのYouTubeチャンネルはこちら。
https://www.youtube.com/channel/UCL6rGSlLAsX0dC3hgus8R6g


こちらの動画:
【隠れ自己愛(Covert Narcissists)の騙しの公式:1ポジティブ→1ネガティブ】も、目からウロコの内容でした!



(動画要旨)



「私、被害者なんです~」
「僕、犠牲者です~」
「なんでいつも自分ばかりこんな目に遭わなきゃならないの?」
「カワイソな私/僕...」


そうやって自分からアピールしつつ、わざわざ不幸な身の上話を打ち明けに来るような人。
あなたの周囲にも一人や二人はいるでしょう?








それ、カモ物色中の【隠れ自己愛】と見てほぼOKですから! 
あなたが同情しやすいお人よし(=騙しやすい)人なのか、利用できそうなのかをチェックしてるんですよ。 
不幸話をしても大丈夫かどうか、ふるいにかけているんですよ!


ただ、あの手の人々の場合、その【自分カワイソ😢】な不幸自慢を会話の中にしれっと滑り込ませるやり方が実に巧妙でしてね。
本当に困ったものです。






あまりにもさりげないやり方で不幸話を投入してくるので、この手の人々に免疫の無い人だとなかなか気付くことができず、逃げ遅れてしまうのですよ。


うっかり同情心でも起こそうものなら、あっという間にあちらの罠にはまってしまい、最後には痛い目に遭う、...と。



実は、彼らがカモを引っ掛けようと狙っている時にする身の上話には、あるきまった公式があるのです。

それは、






【アゲて⤴、落とす⤵】


というパターンを繰り返す、というもの。
(これに加えて、表情やボディーランゲージも微妙に変化させます。)


典型的な【隠れ自己愛話法】は、こんな感じですね。


1.まずは相手がポジティブ&元気になれるような話をする。
(聞く人をいい気分にさせておく。おだてたり、ほめたりする。)
聞き手の気持ち・場の雰囲気を「アゲる

2.聞き手の気持ちがアゲ調子で安定したところで、すかさず【伏し目がち】【自信無さげな曇り顔】といった、微妙な表情の変化でもって【自分カワイソ】な話をさりげなく投入! 
話をふっと「落とす⤵」!


例:「ガーデニングを頑張ってステキなお庭を作るのに成功したの。ぜひうちに遊びに来てちょうだいね!」

「職場のみんなにもとっても良くしてもらってるよ。いい感じさ!」 


アゲる⤴️!


→急に悲し気な顔になる。
「カワイソな私」の役割になり切る。
「実は今、お金無いんだ」
「スマホのスクリーン割っちゃった...新しいスマホは買えないし。どうしよう...」


ふっと落とす⤵️!

  

他人、特に共感力あふれるカモ候補の感情をアゲて、そして落とす。
これを何度も繰り返し、相手の同情心に訴え、徐々に冷静さ(理性的な判断力)を失わせていき、最後には欲しいものを奪う。騙す。
それが隠れ自己愛(Covert Narcissists)の常套手段です。


彼らは


【アゲて⤴️、ふっと落とす⤵️】


という話法、そして表情を急変させるテクニックとを組み合わせれば、自分にとって有利な展開へと持ち込める、と経験から知っているんですよ。







そもそも、共感力豊かな人は目の前にいる人の悲しげな顔を見るのが大の苦手なんですよね。
その弱みに付け込み、同情心を巧みに刺激すれば、それほど疑いを持たれずにうまーく自分のペースへと引き込める。




隠れ自己愛はそうしたからくりを熟知しているからこそ、性懲りもなくずっと公式を使い続けるのです。



どうか奴らのそんな姑息な手口に引っ掛からないでください。


間違ってもお金なんて渡しちゃダメです。


まぁ、その人が本当に気の毒で、放って置けないような状況にあるとあなたが思うのであれば、話は別ですが。


でも、肝心なのは「助けた後の相手の態度」です。
そこだけはしっかりと観察してくださいね。


時間・お金を提供したあなたに対し、ろくろくお礼もしない。
感謝している様子すら見せない。
やってもらって当然、といった感じで偉そうにふんぞり返っている。



そういった残念な態度が確認できたら、その人とは今後一切関わらない方が無難でしょうね。



最初っからお人よしのあなたを騙して、利用する目的で近付いただけなんですから。


【顕示型(見た目にわかりやすい)】の自己愛だったら、「今すぐ助けて!早く!!!」といった大げさな困り方をしますから、早期の発見も、そこから逃げるのも、それ程難しくはありません。


ところが、【隠れ(Covert)】型・潜在陰湿型自己愛性パーソナリティを相手にしている場合は違います。
その本性に気付くまでには相当の時間を要するかもしれません。


でも、その正体をすぐに見抜くことができなかったとしても、別にあなたがおかしいわけではないのですよ。

よくあることなのです。



Stay strong! (気持ちを強く持って!)


2019年1月9日水曜日

サイコパスの正体暴露~新ターゲットに知らせる?知らせない?

僕らの誰もがこんな経験をしたのではないだろうか。

たまたまGoogle検索でたどり着いたのが、【サイコパス】を扱った記事。
ざっと目を通してみる。
今までの疑問が一瞬にして氷解。
 これで全てが腑に落ちた。

身の毛もよだつような不気味な感覚があなたを襲う。
後から後から怒りが噴き出してくる。
恐ろしさのあまり震えが止まらない。
ありとあらゆる醜い感情が津波のように押し寄せる。
立っているのさえ辛いほどだ...。

その後どういった反応に出るかについては人それぞれだろう。
だが、十中八九は次のいずれかに該当するんじゃないかな。


1.サイコパスの正体を暴露してやりたくてたまらない。
2.次の被害者に注意喚起してやりたくてたまらない。


ちょうど読んだばかりの記事にモヤモヤしたものだから、との理由を後付けし、長文メールを一気に書き上げ、送信ボタンを押す。
もちろん宛先は元カレ/カノとそのお相手だ。
ついにお前の正体を見破ったぞ、って一言言いたい気持ちをどうにもこうにも抑えられないんだよね。


あなたの予想と期待がたっぷり盛られた「脳内シナリオ」によれば、その後はこんな展開となるはずだった。

正体が見破られたとあって、サイコパスは怯え切っている。
普段見せているニヤニヤ笑いもどこへやら、神妙な顔つきを見せている。
現・被害者の彼女/彼氏もあなたの手紙を読んで「危険な兆候」が現れていることを理解したらしい。即、サイコパスと別れる決断を下したそうだ。その後、被害者とあなたは
急接近。親友となって、毎日のように会って一緒にお茶しましたとさ。めでたし、めでたし...。

だが、現実はそんなに甘くない。普通は、まずこうなる。

サイコパスはあなたからの言葉を故意にねじ曲げる。
そして、
「このメッセージの送り主ってさ、もう、ほとほと嫌になるほどしつこくって困ってるんだよ。悪意が服着て歩いてるみたいだね」
「まともじゃないね。狂っているとしか思えない」
といった調子で、会う人会う人にあなたに関する悪評を吹き込んでいく。

いいかい。
大多数の人々は「サイコパス」とほとんど無縁の人生を送ってきたんだ。それは覚えておこうね。反応が鈍いのも仕方のないこと。
知らないものは知らない。知らなければ、関心だって持ちようがないんだ。
この辺はあなたにとっての盲点だったかもしれない。


だから、周囲の人々はサイコパスの言葉にいとも簡単に踊らされてしまう。
そしてあなたはこう見られる。

「あらまぁ。自分がふられたという重苦しい現実をいまだに受け止められないのか。必死にもがいているのだろうが、いやはや、なんとも痛々しい姿だな...。」

しかもサイコパスはあなたが半狂乱で書きまくった言葉を新ターゲットにわざわざ読ませるんだよね。
三角関係の誕生だ。
そしてあなた・サイコパス・新ターゲットの三者をドロドロの渦の中へと巻き込んでいく。これこそが奴の真の目的さ。
あなただけに悪役キャラを押し付けることで、「選ばれたのは私の方!」「望まれているのは私の方!」と、新ターゲットの虚栄心は大いにくすぐられる。
あなたを「キチガイ」呼ばわりすればするほど、新ターゲットとサイコパスの結束はますます強化される。


この時期の新ターゲットには何を言おうがわめこうが、一切無駄だ。
聴く耳なんて持たないのだから。
嘘だと思うなら、少し前の自分を振り返ってみればいいよ。
愛情爆弾をガンガン落とされ、ちやほや持ち上げられていた【理想化】段階のあなたに、「その人、サイコパスですよ」なんて情報を囁いてくれた第三者がいたとしても、おそらくあなたは耳さえ貸そうともしなかったはずだ。
「えっ⁉...よりによって私の大事な【ソウルメイト】をサイコパス呼ばわりするなんて。何なの、この人!」と。


読者の中にはどうしても新ターゲットに注意喚起してあげないと、との正義感に駆られてつい行動に出てしまった、という人もいるだろう。
大丈夫。
気にするなって。
何もこれで一巻の終わりと決まったわけじゃない。過ぎたことは忘れてとにかく前に進もうじゃないか。
あなたの行動が、もしかしたら最終的にはプラスの結果をもたらすことになるかもしれないよ。


僕の経験から言うと、この新ターゲットが逆の立場、つまりサイコパスに捨てられてどん底状態に落とされた時にはきっとあなたのことを思い出すだろう。
そいつは危険だ、気を付けろ、とわざわざ注意喚起してくれたあなたの心遣いを初めて理解し、感謝の気持ちを抱くんじゃないかな。


心の奥深いところでは、あいつへの巨大な復讐願望が今もなお、じたばたと暴れているかもしれないね。
そんな自分を恥じる必要はさらさら無いよ。
あれだけひどい仕打ちをされたのだから、復讐してやりたいと願うのはむしろ当たり前だろう。


でも、ここだけは強調しておかないと。

あなたは幸せになってもいいんだよ。 

今度こそ幸せをつかみたいんだろう?だったら、まずは【絶縁/ノー・コンタクト(No Contact)】を貫き通すんだ。
全てはここからスタートするのだから。

一度粉々に破壊されてしまった心が治癒へと向かい始めるには、時間、そして愛情とをたっぷりと注ぎ込んでやらねばならない。
なのにあなたは、猛毒まみれの人間関係をいつ、どうやってぶっ潰そうか、といった妄想にいまだにこだわり続けている。
いいのかい、それで?
そんな調子じゃ、心の傷はいつまで経っても癒えないままだよ。


あなたの体験を文章にして、いろいろな人に読んでもらうというのはどうかな。
毒吐きしたけりゃ、とことん毒を吐いてしまおう。
送るつもりの無い手紙を延々と書き続けるのもいいだろう。
こうした作業のひとつひとつが回復のプロセスにおいては重要な役割を果たしてくれるんだよね。ぜひ試してみて欲しい。


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そう。
内側に溜め込んだものは外にぶちまけた方がいいんだよ。
それは、Psychopath Freeの掲示板【訳注:現在新規登録者の受け付けはしていません】に書きこんでくれた何千人もの人々が証言してくれているよ。


そのうち、奴の今度の彼女/彼氏が誰で、どんな人なのか、といったことなど本当にどうでもいいと思える時期が必ずやって来るから。
数日後かもしれないが、
数週間後かもしれないが、
数か月後かもしれないが、
「あれ、あいつと別れてどのくらい経ったっけ...?」
記憶が風化して、それすら思い出せない。
あなたにもいつか必ず、そういう日が訪れる。


そうなったら、今度こそ

自分自身のために生きる

という大仕事に着手していこう。


そもそも、なぜ僕らはこんな旅路へと放り込まれたのだろうか。
おそらく、この

【自分自身のために生きる】

という課題に向き合う必要があったから、じゃないかな。


それは僕ら一人一人が自分の内側に

自尊心、優しさ、幸せをしっかりと根付かせ、大切に育てていく

という仕事に取り組むことでもある、と言い換えることもできるよね。


だったら、自分だけでやらなきゃ。
誰からの助けも借りる必要は無いさ。



2018年12月7日金曜日

知り過ぎたがゆえの闇

知り過ぎたがゆえの闇

サイコパス被害を乗り越えた「サバイバー」の中には
「どんな人にも、少しは良いところがあるはず」
との「性善説」をひたすら信じてきた、と語る人が少なくない。


「無知という名の至福」にやさしく包まれ、まどろみのような心地良い日々を送っていた、かつてのサバイバーたち。
だが、彼らはある日突然、暗くて冷たい奈落の底へと突き落とされた。
サイコパスの登場により、平和な世界は消え去った。


その後あなたは「サイコパス」、そして人間全体の性質について一から学び直すことを余儀なくされる。


とはいえ、この手の話題って、一つ知ったらまた一つ、といった具合にどんどん追究したくなるよね。
あなたも知らず知らずのうちに以前とは比べ物にならないほどに深く、幅広く、人間というものを理解できるようになっていたんじゃないかな。


では、サイコパスはどんな理由で、どんなトリックを用いてあなたをターゲットと定め、そしてまんまと釣り上げることに成功したのだろうか。
もう今ならわかるよね。
・・・弱点をいち早く嗅ぎつけて、そこを狙い撃ち。
「愛情爆弾」で攻めて、一挙に陥落させる。
化学物質依存症にさせて、骨抜き状態にする。
汚い手口の背後に隠した奴の真意だって、今のあなたならば瞬時のうちに見透かせると思うよ。




(Twitterで本ブログを紹介してくださっている「夕下(ゆうした)」さん。いつもありがとうございます。
まだご存知でない読者の方がいらっしゃいましたら、夕下さんのスタイリッシュでキレの良いツイート、ぜひお読みになってみてください。現在進行形で辛い時期を潜り抜けている方、過去を振り返って気持ちの整理をしたい方...とにかくみなさまにお勧めです。力付けられると思いますよ。)

ところが、ここで困った事態が発生する。
奴と関わることではからずも真の邪悪さに触れてしまったあなたが、あたかも闇世界へと入り込み、そこの住人となってしまったかのように思い込んだのだ。
悪に近付き過ぎたがゆえの、一種の副作用なのだろう。


「所詮人間なんてちょろいもの。ちょっとおだてていい気分にさせればいいんだ。それだけで面白いように動くから。」


まさか自分の口からこんなせりふが飛び出すなんて。
これほどにまで自分の心はどす黒く、悪に染められてしまったのだろうか。
そう気付き、あなたはしばし言葉を失う。


心の闇はどこまでも続いていく。終わりは見えない。
どんな物言いをすれば人の心にグサリととどめを刺せるのか。
自らの命を絶つ域にまで追い詰めることができるのか。
そんな物騒なことまで考えるようになってしまったとは。
なんてことだろう。
こんな話題、知らずに済ませられるものならば永遠に知りたくなかった。
一体自分はこの先どこまで堕ちていくのだろう...。


だけど、ここは焦らずに行こう。極論に走らずにね。
大体、あなたはそうした邪悪なたくらみを本気で実行へと移せるだろうか?
もちろん、できっこないさ。
あなたには無理なんだ。


あなたの中には【良心】がしっかりと生きている。
たとえ道を踏み外しかけたとしても、良心が黙っちゃいないだろうね。
あなたをしっかと捕まえて、人の道から外れないようにと全力でブレーキをかけてくれるはずだよ。
サイコパスとあなたとの一番の違いは、まさにそこなんだ。


「でも、ここまで邪悪な知識を豊富に取り込めるのだから、やはり私もあいつ同様サイコパスだった、と考えた方がよいのでは…。」
まだ納得が行かないようだね。


あのね、そもそもあいつの中には良心のかけらすら無いんだよ。
あなたとは明らかに違う。
出発点からしてまるでかけ離れているのだから、外側に表れる行動にしたって同じものに行き着くはずがない。
第一、あなたとサイコパスとを同類扱いする人なんて、誰一人としていやしないよ。


要するに、僕が言いたいのはこういうことさ。

「世間や人間について今まで知らなかったことを知り、裏の裏まで見てしまったからといって、必ずしもその人が邪悪の側に転ぶとは限らない。」


J.K.ローリング【訳注:「ハリー・ポッター」シリーズで有名なイギリスの女性作家】もこう書いている。

「誰だって自分の中に光と闇とを併せ持っている。 
大事なのはどちらの側から行動を起こすかをしっかりと選ぶこと。 
そこに、その人の真の姿が現れる。」

https://www.azquotes.com/quote/512291

 (こちらの本↓からの引用だそうです。)
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上に挙げた言葉は、あなたが以前のような元気を取り戻し「もう大丈夫!」と言える日が来るまで、心の片隅にでも置いておいて欲しい。


人間ならば誰だって、心の奥底に魔物の一匹や二匹、棲まわせていて当たり前だよ。
むしろそうした魔物が全くいない方がおかしい。
...ただ、その魔物をどのように手懐けるかは、われわれ一人一人の選択に委ねられている。
誰かの性質を知りたいと思うなら、その人が「内なる魔物」をどう扱うかを観察すればいい。
そうすれば、その人本来の姿がくっきりと浮かび上がってくるんじゃないかな。


「サイコパシー(精神病質)」など見たことも聞いたこともない。
かつてはあなたにもそんな穏やかな時期があったはず。
何もかもが順風満帆。平和そのものだった。
あの頃の自分を思い出してごらんよ。
人からほめ言葉をもらった途端に、意地悪な気持ちがふつふつと湧いて来て...などといったこと、果たしてあっただろうか?
誰かに親切にしてあげた直後、「こいつ、ひとつ操ってやるかな」という腹黒い考えが頭をよぎったこと、あっただろうか?
何か善いことをしても「見返り目当てでやっただけ。でなけりゃ、バカバカしくてやってられないよ。」と内心思っていたこと、あっただろうか?


僕の読みが正しければ、答えは全てNO!だろう。


あの、邪悪さの権化との接近遭遇さえ避けられていれば、あなた本来の素直さが損なわれることもなかった。
ひょっとしたら今でも当時と変わらぬ無傷の状態を保てていたかもしれない。
だが、そうはならなかった。奴と出会ったからね。
その後あなたが疑心暗鬼へと変貌してしまったのは、結局あいつのせいなんだ。


しつこくなるからそろそろ止めよう。
とにかく、あなたはサイコパスではない。
しかも、サイコパス化したことなど、ただの一度だって無かったのだ。


深く傷ついたあなたの魂も、いつかは完全に癒される日が来るだろう。それが自然の流れだからね。
しばらくの間はバランスを失い、起き上がれない状態が続くかもしれない。
でも、共感能力、そして感情が以前のような活発な動きを見せるようになった暁には、自分の力で自分を立派に立て直せるようになるはずだ。


あいつと一緒にいることで、知らず知らずのうちに
「ほめ言葉や注目は、相手を潰すための武器として使える」
との歪んだ考え方に毒されてしまったのかもしれないね。


ただ、あなたのような人に関して言えば、他人からの賞賛を浴びたり、注目を集めたりすれば多少舞い上がりはしても、それが引き金となってサイコパスへと豹変する、といった展開は全く想像できない。
ごく普通の健全な人々からほめられたり、注目されたりするチャンスはこれからもちょくちょく巡ってくるだろう。
そうなったら今以上に「ほめられ上手」・「受け取り上手」になりたいものだよね。
すぐにはできないだろうけど、少しずつ変えていくといいよ。


まぁ、あんな奴に操り人形同然にされ、さんざんひどい仕打ちを受けたんだ。
もし誰かに好意を寄せられたとしても、今はとても受け止める余裕が無いかもしれない。
優しい言葉をかけられたとしても「何か裏があるんじゃないだろうか、この人。」と、ついつい相手の意図を勘ぐりたくなるだろう。
それはよくわかる。


でも、本来のあなたに似つかわしい好意、賞賛、注目といったポジティブな類のエネルギーが寄せられた時に、不幸せな過去を盾にしていつまでも拒み続けるのって、あまり得策じゃないと思うよ。
いつかはけりを付けるべきなんだ。
でなけりゃ、前には進めない。


そう。
あなたはサイコパスじゃない。
サイコパスどころか、むしろその対極に位置する人だ。
そもそも「私、サイコパスなんだろうか?」と自分を疑うこと自体、あなたが「サイコパスではない」ことを何よりも雄弁に物語っているんだけどね。
ここまで説得力ある証拠、そうそう無いよ。


なぜかって?
本物のサイコパスだったら、自分自身の性質に疑いの目を向け、悶々とする...なんてことはまず、無いからさ。
絶対にあり得ない。


2018年11月14日水曜日

サイコパス直伝「人間関係ぶち壊しの術」

4.サイコパス直伝「人間関係ぶち壊しの術」


サイコパスな奴らには、他人と親密な関係になった時、必ずある一定のパターン通りに動くという習性がある。

持ち上げる・理想化する(idealize)
価値を切り下げる (devalue)
捨てる (discard)

この3つの動作を繰り返すんだ。
よくもまぁ毎回毎回飽きずに、と呆れてしまう。


残念なことに、そうしたパターン通りに動くのはあいつらに限ったことではないんだ。
あなた自身も、上のような3つのプロセスは一通り潜り抜けてきたはずだよ。
ただし、あなたのような被害者の場合、3番目の「捨てる」が、2番目の「価値を切り下げる」の前に来るけどね。


出会って間もない頃、あなたの方もやはり相手をさかんに「持ち上げ」た。
そして、それまでに出会った誰とも比較にならないほど
熱烈にこの相手を「理想化」した。
なのにあなたは突然「捨て」られた。
一人残されたあなたは、砕け散った自分のかけらを1ピース、1ピースと拾い集めていくしかなかった。


やがてあなたは「サイコパス」という連中の生態について多くのことを知る。
その結果、奴という人間に抱いていた好感情は完全に覆された。
真実が明らかになった今、あなたは一気に奴の「価値を切り下げる」
そこにはもはやいささかのためらいもない。


「仕込み段階」にさんざん見せられたあいつの姿は、全て嘘だった。
ならば、一つ残らずぶっ壊してしまおうじゃないか。
やられたのだからやり返せ、さ。
「自分らしさがじわじわとむしばまれていった」あの時期にどれほどの仕打ちを受けたか、忘れたわけじゃないだろう?

【参考過去記事①:「むしばまれていく、自分らしさ」【1】
https://sayonara-psychopath.blogspot.com/2015/03/1.html 】

とかく人と人との別れにゴタゴタはつきもの。
とはいえ、ここまで醜悪な結末に行き着く人間関係はやはり尋常じゃない。おかしいよ。


確かに、別れた後も相手のことが大嫌い、憎たらしくってたまらない、としつこく言い続ける人々は大勢いるさ。
でも、それにしたって、ジェットコースターのように激しくアップダウンするようなサイコパスとの関係は決して「ノーマル」じゃないよね。
熱烈に理想化されて、さんざん持ち上げられたと思ったのも束の間、今度は人格否定というメッタ刺しを食らう。
こんなこと、まともな人と付き合っている限りはまずあり得ないことなんだ。


あいつとの毒々しい関係に巻き込まれ、深く傷ついたあなたにとって、回復への道はたった一つしかない。
それは、「全過程を自分で体験すること」だ。毒の部分も含めて、ね。


相手から盛られた毒に激しく当てられると、身悶えするほどの苦しみを味わわなければいけない。
それは確かに気の毒だと思うよ。
でも、そこまでやってみて初めて見えてくるものもある。
「ああ、何もかもが嘘だったのか」とわかるんだ。


そう。幻だった。
あいつは、ひどく歪んだ鏡に映った、幻でしかなかったんだよ。

【参考過去記事②:番外編・本書前半のまとめ。(あるFacebook投稿より)〜前編〜
http://sayonara-psychopath.blogspot.com/2015/06/facebook.html 】

【参考過去記事③:コラム・捨てられて
https://sayonara-psychopath.blogspot.com/2018/02/blog-post_11.html 】


嘘・偽りを見破れるようになりたいかい?
だったら、やるべきことはただ一つだけ。
かつて愛した「あの人」に関係したことを、片っ端から一つ残らずひっくり返していくんだ。
何もかも。全部だ。
だって、あいつに関しては何一つとして「本当のこと」など無かったのだからね。
この「価値の切り下げ(devalue)」という作業は徹底的にやり抜いて欲しいな。
そうすることで、自分を大切にする気持ちや、忘れかけていた夢や目標があなたの中に戻ってくるだろうから。





「価値の切り下げ」を強いられるような状況は、この先もいろいろな形を取って現れると思う。


サイコパス被害を経験したサバイバーの人達に話を聞くと
「実は、しばらくの間サイバーストーキング(※ネット上でのストーカー行為)を止められなかった...」と打ち明ける人が少なくない。


これには理由がある。
サバイバーは突如として「一体何が起こったのか、まるで理解できない」という状況に放り出されてしまったのだ。
そのような状況で唯一できることと言ったら、ネット上で執拗に相手の動向を探ることぐらいだからね。
サイバーストーキングに走りたくなる気持ちもわかるさ。


確かに、SNSだって使い方さえ間違えなければ真相解明への手掛かりを与えてくれるのだから、一概に悪と決めつけるのはどうかと思う。


だけど、いつまでも別れた相手のSNSを未練がましく覗いてみたところで一体何になるんだい?
もはやどうすることもできやしないんだ。
回復が遅れるだけで、何のプラスにもならないよ。


いいかい。
今からすごく大事なことを言うからね。


サイバーストーキングと呼ぼうが、「SNSのチェック」と呼ぼうが、そんなことはどうでもいい。
【相手と接触する/コンタクトする】という点では同じなのだから。
それだけに、今のあなたにとって相手の動きを探るのは「百害あって一利なし」でしかない。
だから極力避けてもらいたいんだ。


僕が推測するに、あなたのサイバーストーキング癖は、あいつからの「理想化」シャワーを一身に浴びていた時期から続いているんじゃないかな。
ネットさえあれば、いつでもどこでも大好きなあの人の動きを追える。
リアルタイムでつながれる。
あの快感を一度味わってしまうと、急に止めるわけにもいかないんだよね。
もはや中毒の域にまで達してしまったとあっては、なおさら難しい。


人目につかないよう、PC画面に貼りついてはSNSにアクセス。
相手の一挙一動を伝える最新情報が来るのを今か今かと待ち続け、そわそわと落ち着かない...。
サイコパスはそうしたあなたの行動など全てお見通しだったんだよ。
そして、あなたを意のままに振り回す力を手に入れた自分自身にうぬぼれていたはずだ。


だけど、奴があなたに知られたくなかった事も、実はあった。
サイコパスだけあって、隠蔽テクニックに関しては侮れないものがあるよね。悔しいけれど。


奴が秘密にしておきたかったこと、それは

【あなたがサイバーストーカー化し始めたのとちょうど同じ時期、奴の方もあなたのことをしつこくサイバーストーキングしていた。
そして『あいつ、次はどういう動きに出るんだ?』と必死に探っていた】


という事実なんだ。


実例を挙げよう。

「君のFacebook?あー、最近はほとんど見てないんだよなー。」

あいつ、よくこんな調子で話していなかっただろうか。
なのに、ふとした時にこんなセリフが奴の口を突いて出て来るのは一体どういうわけだろう。


「2、3日前に君が投稿してたあの事だけど...」


まだあるよ。

「驚いた。まさか君の方から電話くれるとはね。予想外だよ。」

で、その言葉の裏に隠された真意は、

「何でこんなに長々と待たせやがるんだ。電話かけるなら早くかけろよ、この間抜けが!」


一事が万事、こんな調子さ。何もかもが嘘だった。


あんな奴との不毛な駆け引きに引き込まれた自分をバカだった、見る目が無かった、と責めるのは簡単さ。
でもそれはやらないで欲しい。
今はただ、
「こんな不健康な状態でいても、いいことなんて一つもない。」
ということだけわかってくれればいいんだよ。


とにかく今は自制心をフルに発動させて、奴とのつながりをバッサリと断ち切るんだ。
腐った縁は元から断たなきゃダメだよ。


サイコパスと付き合っていた頃、そして捨てられてからの自分を振り返ると、恥ずかしさで顔から火がでる思いだ。「穴があったら入りたい」気分になる。
...そういう人は、あなたの他にも大勢いるんじゃないかな。


嘘をついた。
相手の気を引こうと必死にアピールした。
怒りに駆られたメールを送り付けた。
...といった具合に。


確かに、そうしたあなたの「黒歴史」は決して褒められたものとは言えない。
だからといって、あなたがその黒歴史ゆえにサイコパス化した、なんてことはまずあり得ない。


いずれはあなたも自分の過去と折り合いを付けられるはずだ。
「いいんだよ、もう。」と自分を許してやれるだろう。
次からはもっと賢明な選択をしたいよね。そのためにも、志を高く持って努力し続けよう。
そう自分に約束しようじゃないか。


粘着ストーカーだって?あなたが?
まさか。そんなことあるもんか。
できる芸といったらオウム返しや猿真似程度が関の山。
いつまでもねちっこく相手への報復を狙っているようなゲスな奴と自分とを同類扱いするのは、もうやめようよ。


今回はサイコパスから直々に「人間関係ぶち壊しの術」を伝授されてしまい、危うく自分自身までぶち壊すところだったね。
あれはまさに毒を盛られたような、強烈な体験だった。
当然、身も心もおかしくなるよ。
100%完全デトックスを達成するには、まだまだ多くの時間を必要とすることだろう。


でも、いつか必ずその日はやって来る。
そうなったら思い切って外に出ていこう。
今度こそごく普通の、愛情あふれた素敵な誰かとの縁が見つけられるといいね。


2018年7月2日月曜日

幻影を手放して/「安全第一」

幻影を手放して

サイコパスからの虐待を受けた。
この苦しみから早く立ち直りたい。
一体何をすればよいのだろう。


まずは加虐者との「接触を全て断ち切る」ことから始めよう。


あなた、本気であいつと縁切りしたいって思ってる?
だったら、あいつに対してあなたが抱いたイメージをとことん切り捨てるところから始めなくてはね。
わかるよ。一度は愛した人だから、そう簡単に捨てるわけにはいかないよね。
でも、これをやっつけないことには、何一つ事態は変わらない。


ここで大変残念な、そして悲しいお知らせがある。
あなたが思い描いていたような人物は、もうこの世にいない。
しかも、未だかつて存在したことさえなかった。


あいつは、ただの幻影でしかなかった。
そもそも、彼/彼女という存在自体が「仮面」のようなものだったよね。
あなたのやることなすことを物真似し、あなたを操る、というその手口。サイコパス臭がプンプン漂う。


身も心も押し潰されるように辛い、という今のあなたの状態、私には手に取るようにわかるよ。
でも、ここはぐっとこらえて一歩前に進んで行かないと。
本当に自由になりたければ、これ以上あんな奴の幻影なんて追いかけちゃだめだ。


サイコパスに出会った時のことは、今でもはっきりと覚えている。
「うわ、こんな素晴らしい人がいたなんて!何もかもが完璧だわ!」と胸がいっぱいになった。
この人、誰よりも私をよく理解してくれている。当時は本気でそう信じて疑わなかった。
しかも、「ここだけは外せない」といった趣味・志向の話になっても、二人の意見は驚くほど一致。
「あまりにも話がうますぎる」と、少々寒気を覚えたことも一度や二度ではなかった。



だが、その後大きな衝撃が私を襲う。
彼の浮気が発覚したのだ。
それも、そんなことあり得ない、ひど過ぎる...と言わずにいられないほどの卑怯なやり方で、二股交際を続けていたのだという。
さすがの鈍い私も、そこでようやく気付いた。
「妙に話がうま過ぎるな、とはずっと思っていた。やっぱりそうだったのか...」と。


何もかもが、嘘だった...私自身と、私が彼に抱いていた愛情を除けば、全てが嘘・嘘・嘘。
私には大切な人だったのに。本気で彼のことを愛していたのに。


強烈な心の痛みにもだえ苦しみながらも、私は自分の中の小さな灯火──真実、という灯火──を必死に守り、光を消さないようにと歯を食いしばって耐えた。
私の魂にかろうじて残っていたこの真実の光。
どんなことがあろうと、見失うわけにはいかない。


あいつが必死に演じようとしていた「夢のようにすてきな彼氏」。
幻は、全て投げ捨てた。
私の場合、あいつの影を一掃したおかげで、しばらく疎遠になっていた自分のハートとの距離をぐっと縮めることができたように思う。


あなたにもぜひそうなって欲しい。
どんなことをしてでも、あいつの幻影は手放していただきたいのだ。
サイコパスの幻影を捨て去ることができれば、きっと本来のあなたに再び巡り会えるはず。
その日が訪れるのはそう遠い未来のことではない、と思うな。






答え探し──でも、まずは安全第一で!


付き合っている相手は、病的な嘘吐きだった...。
それを知った私は、「真相究明ミッション」とも呼ぶべき強烈な欲求が自分の奥底からこみ上げてくるのをどうにも抑えることができなかった。


周囲の誰もが──ただ一人の例外も無く──私を制止しようとした。
「サイコパスのことをあれこれ調べるのは止めとけ」と。


でも、私としては、一つでも多くの嘘を暴いてやりたいという気持ちに突き動かされていたため、周囲の制止を振り切ってそのまま真実を探し続けたのだった。
その判断は正しかった。
今も自信を持って言える。


なぜ正しかったと言えるのか?
それは私が

サイコパス本人、並びにサイコパスと関わりのある人々とは接触せずに、あくまでもその周辺から「真相は何か」を調べる


という方針を徹底的に貫いたからだ。


また、新しく仕入れた情報をサイコパス本人やその取り巻き連中に漏らしたい、との衝動に駆られても、じっと我慢し、口を閉ざした。
本当は喋りたくて喋りたくてたまらなかったのだが。


私自身の匿名性をキープしつつ、入手できる情報源は全て当たり尽くした。これ以上深入りしたら身元が割れて危険だ、と感じた時点で、調査活動はひとまず終了。


情報はつかめたが、だからと言って心の傷がすぐに癒えたわけではない。
しかも、今回明るみになった奴の悪事は、全体から見たら「氷山の一角」。まだまだ多くの事実が埋もれていそうだということもあり、特に気持ちが晴れたわけでもなかった。


それでも、自分から動いて正解だった。
真実を求め、自らアクションを起こすことで、それまで見失っていた自分自身が(全部ではないにせよ)戻ってくるのを実感できたのだから。
崩れ落ちた自尊心を立て直す道への一歩を踏み出せたのは、この一連の真相究明ミッションを遂行したおかげだ。
私はそう思っている。


答が欲しいのなら、好きなだけ探したって構わない。
本当のことが知りたいのなら、好きなだけ隠された真実を暴いたって構わない。
ただし、

ノーコンタクト、というルールの
範囲内でなら...ね。