2015年6月18日木曜日

【番外編】 本書前半のまとめ。(あるFacebook投稿より)〜前編〜

今日は"Psychopath Free"(「さよなら、サイコパス」)の和訳は一旦お休みです。Facebook上のPsychopath Freeページ(画面左上にリンクがあります)に寄せられた、Cat Jacksonさんと名乗る読者の方による超・長文投稿を日本語でご紹介します。

説得力抜群の内容に感銘を受け、すぐさま自分のPC上に保存したのですが、残念ながら元記事のコメント欄からは既に削除されてしまったようです。 今日、幾度も該当箇所を確認しましたが、見つかりませんでした。 
(中盤、タイピングミス?コピー&ペーストミス?のためか、一部解読不能な部分がありました。それが原因で削除されたのかもしれません。 下の引用はその部分を割愛してあります。) 
一個人の体験談ではありますが、ここまで訳してきた"Psychopath Free"前半のエッセンスがうまく凝縮されているように思います。ご参考になれば幸いです。
              〜管理人・あらいぐまポムポム
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...サイコパス人間、最近ではますます増える一方のようですね。
もっとも、正確には、私たちの方が彼らという存在により敏感になってきた、と取るべきなのかもしれません。



こうした人々への対抗策を打ち出すのは簡単ではありません。何せ、一筋縄では行かないのです。
恋愛、職場、友人関係と、シチュエーションこそ違いますが、周囲からは一律に「感じの良い人」として認められているのがあの手の人々ですからね。
だから、あの人達に異議を唱える私たちの方が逆に「問題あり」「頭おかしいんじゃない?」「病んでる」と悪者扱いされかねないんですよ!!!

サイコパス人間は、自分に歯向かった人間に対しては、怒りを爆発させるか、もしくは相手に罪をなすりつけるためのうまい口実をこしらえるまで身を潜めるか、いずれかの行動に走ります。
「自分は周囲の誰よりも優れていて、しかも頭もいい。」と、信じて疑わないような人達。それがサイコパス人間です。


あの人たちが興じているのは、ひとつのゲームなんです。
私たちを自分の支配下に置く、というゲーム。

例えば、今日はあちらから上機嫌で話しかけて来たとしましょう。
ところが、翌日は打って変わって、ネチネチとこちらのあら捜しに終始。おまけに、いつも一方的に話を独占して、こっちの言うことなんて少しも聞こうとしないんですよ。
こっちが質問している時ですら!


そのくせ、面と向かって対決されると嫌がります。
こちら側で確固たる証拠を押さえたような時でも、しぶとく否認しようとしますよ。自分は悪くない、って。

©123RF

当然、思いやりなんて微塵も無いです
愛しているのも、大切に扱うのも、自分一人だけ。
奴等の口から出てくる甘い言葉になんかだまされちゃいけませんよ。要は、自分が必要な物を手に入れたい。
それしか考えていませんから。


だから目的のためには嘘もつくし、汚い手も使うし、他人だって傷つけます。おのれの欲望を満たすためになら、誰彼かまわず利用し、陰から操ってどんなことでもやらせる。そういう類の人々なんです。


世間に見せている仮面がずれ落ちたり、はがれたりすることはめったにありません。それは確かです。
でも、怒りが沸点に達した時、自分に逆らう人間をどんなことをしてでも傷つけてやりたい、と思った時、さすがの彼らも取り乱さないわけにはいきません。そこで本性が露呈するんです。 よく「人前で相手を侮辱」っていうことを好んでやりたがるんですね、あの人達。 そうなると、今まで必死に世間からひた隠しにしていた部分もつい、隠しきれずにボロを出すんですよ。 だから、「事の真相」を知りたいと思ったら、彼らがかんしゃくを起こしながらぶちまけている内容にこそ注目してください。真相はそこにあります。
周囲にはバレバレだってこと、自分では気付いていないんでしょうね。何を言われようが、あちらさんは必死に言い訳連発してくるのでしょうけど。


それから、彼らによると、以下の行動は全て「自分の周りの人々への愛情表現」なのだそうです。どこかおかしいと思いませんか。



  • 写りがいまいちな写真をネット上にアップする
  • ソーシャルネットワーク上で、少しばかり特別扱いしてやる。
  • プレゼントを買ってやる。
  • 金を貸してやる。

まぁ、どれを取っても結局は「体面」「見栄え」「支配」の問題に行き着くんですよ。
あの人達が何か/誰かを欲しいと思っても、いつまで必要か、どれくらいの期間長続きさせたいのか、なんてことは、はっきり言ってどうでもいいんです。
とにかく、欲しけりゃ力づくで今すぐ手に入れずにはいられない。で、要らなくなったら即、ポイ捨て。
彼らにとって、人間関係をキープしておく期間の長短は、相手がどれだけ「使える奴」なのかによって決まる、ってことらしいですよ。


当然ながら、「このことで相手がどう感じるか」「どれほど傷つくか」なんてこと、全く気になりません。そもそも、人の気持ちなんて理解できるわけがないんですから、あの人達は。
ただ、他の人がやっていることを猿真似して、自分が「ホンモノ」っぽく見えるよう、気合いの入った演技をする。そうやって「愛と思いやりに満ちた人」になりすましているに過ぎないのです。




©123RF

誰かを不幸に陥れた時や、自分が他人よりも優位に立った時。
こうした瞬間に最高に幸せ!と感じるのが、サイコパス人間です。ごくごく例外的に、誰かを幸せにしてやったことで幸福感を感じることも無いわけではないようですが。
ともかく、あの人達が「かけがえのない一個人」としてのあなたを知るなんてこと、現実にはまず、あり得ません。



恋愛ならば、愛情爆弾(love bomb)、職場においてはほめ殺し、といった作戦でもって、まずはあなたがどう反応するかをじっくり観察。
まんまと騙されたあなたは、ニセモノの安心感の中へと囲い込まれてしまいます。そして、いつしかサイコパス人間を「優れた上司」「裏切らない人」「昔も今も、ずっとあなたに夢中な彼氏/彼女」だと信じ込むようになります。


やがてあなたは知らず知らずのうちに彼らの支配下に置かれ、逃げることすら忘れてしまいます。こうなると、いじめ・虐待の域ですね。
しかも、あなたが黙ってがまんしているのをいいことに、、相手からの攻撃はますますエスカレートしますよ。
嘘、嘘、またもや、嘘。
言い訳の連続。
度重なるドタキャン。嫌というほど振り回されることでしょう。
説明してくれ、と迫っても「知らない」としらばっくれるのみ。
挙句の果てには、「悪いのはそっちだろう」と、逆ギレ起こす。連絡しても音沙汰無し。メールも電話もよこさない。



「異性の友人とは付き合い禁止」とあなたに命令しておきながら、自分は相も変わらず昔からの「遊び仲間たち」とつるんでいたりするのですから。
支離滅裂とはこのことです。

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