2015年1月23日金曜日

あの人、サイコパス? 気付きたい、30の危険信号【2】

11.昔の恋人。未来の彼女・彼氏予備軍
とりあえず、つながりだけは切らずにキープしておく。


「あの人たち、みんな、私(俺)と付き合いたいらしいよ」と、自慢。そう言いつつも、「でも、何も心配しなくていいから」と力説する。
取り巻きの存在をチラつかせれば、あなたを嫉妬心で苦しめておけるし、「自分はモテるんだ」と印象付けることもできる。


12.仰々しい感情表現。
ほんとうの気持ちなんて、人前で見せたことすらないくせに。

「こんなに幸せを実感できたのは、生まれて初めて!」と、言葉だけは熱っぽい彼ら。ただし、その声には生気が無い。ロボットのように人工的に響くだけ。
宇宙人が地球に来て、「人間が抱く感情というのは、多分こんな感じであろうか」と想像しながら話しているかのようだ。


13.サイコパス人間の本性。
目撃者は、あなた一人だけ。




世間には「最高にすてきな人」の顔しか見せていない、サイコパス人間。
金や情報、興味・関心を吸い取られ、まんまと利用されていることに、周囲の人は気付いていないようだ。

サイコパス人間は、薄っぺらいほめ言葉を巧妙に使うことで、他人の注意力を麻痺させていく。(ソーシャルネットワーキングサービス/略称SNS【訳注:Facebook、Twitter、Mixiなど】が絶好の舞台となる)だから、その正体はばれにくい。


彼らにとっては、浅いつながりの友人をキープする方が、親密な付き合いを長く続けるよりもはるかに易しい。


14.「悪いのはそっちだ」と、一方的に責め立てる。
そもそも、先に煽ってきたのはあの人の方なのに。


SNS上で衆人環視の下、堂々と元・交際相手といちゃついておきながら、後であなたのことを「嫉妬深い」と非難する。
そして、丸三日間、あなたのことを意図的に無視した挙句、「何でそんなに重たいのか」と、なじる。



15.あなたの気持ちを汲むなんて、無理。
他人の気持ちなど理解できるわけがないのだから。

(以上2枚、©123RF)


これだけひどく扱われると、さすがのあなただって今、どんな気持ちかを相手に何とかわかってもらおうとするだろう。
だが、何を言っても無駄。せいぜい、ぽかんとした顔つきで見つめ返されるのが関の山だ。


16.話すことといったら、いつも別れた彼・彼女のことばかり。


あなたは、この人物と元・交際相手との付き合いに関しては、名前はもちろんのこと、その他ありとあらゆることを聞かされている。
まぁ、当事者の一人の口から語られる、一面的な物語を通して、ではあるが。


昔の交際相手の話。あなたとその人の間では、最も頻繁に話題に上るネタの一つである。


17.「お互いを尊重する心」。
いい年した大人に向かって、そこまで説明する必要、ある?


普通の人ならば、「正直さ」「親切」とは基本的にどういうものか、言葉に出さなくても理解できているはず。だいたい、自分の言動で相手がどういう気持ちになるか、なんて、まともな大人ならば誰でもわかりそうなものなのに。


18.あなたが犯した過ちは、一つ残らず指摘。
でも、自分のミスは完全スルー。


こういう人は、自分が2時間遅刻しておきながら、最初のデートにあなたが5分遅れて来たことを延々と蒸し返す。過ちを指摘されると、間違いなく話をすり替えてあなたの方へと矛先を向けてくる。


19.「もう飽きた。」
ある日突然、何の前触れもなく。

相手からの連絡が途絶える。
あなたがそれとなく関係修復を持ちかけると、非常に不機嫌な態度に出る。
もう、あなたは単なる「うざい奴」になってしまったらしい。


20.究極の「ダブルスタンダード」。


従順さ、尊敬の念、そして崇拝。
付き合う相手には、極度にハイスタンダードな性質ばかり要求する、この人物。
あなたのことを理想化し、持ち上げる段階を通り抜けたら、後はひたすら出し惜しみ。何一つ返って来やしない。


度重なる裏切り、嘘、侮蔑、心理操作...。
それでもなお、あなたは耐え忍ぶ。だって、相手からは「いつも完璧な彼女/彼氏」の姿を崩さないように期待されているのだから。


【原文】 
https://www.psychopathfree.com/content.php?212-30-Red-Flags&styleid=1


(※ 上の訳文は書籍版・"Psychopath Free"中の英文に基づいています。そのため、必ずしも上のリンク先の英文表現と一致しない場合があります。)

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