2015年1月28日水曜日

あの人、サイコパス? 気付きたい、30の危険信号【4】




ごく普通の、心優しい人達と接している限り、上に挙げたような危険信号が点灯するようなことは、まず、あり得ない。
だが、一度サイコパス人間に痛い目に遭わされてしまうと、被害者の大半が「高警戒状態(hypervigilance)」という、実に困難な状態に直面する。


被害者は、常に問い続けなければならない。
---誰を本当に信用したらいいのか?と。




激しく揺れる振り子のように行きつ戻りつする、あなたの判断力。
しばらくはこの状態が続く。
自分は完全におかしくなってしまったかもしれない。考えれば考える程、わからなくなる。
昔からの友人や、知り合ったばかりのデートの相手を疑ってはいけない、と思う。だが、実際にそうした人達に会い、一緒に過ごしてみても、吐き気のような気持ち悪さがつきまとう。



直観力を高めるには、一人ひとりが独自のやり方で取り組まねばならない。
今は、とりあえずこれだけ言っておくとしよう。
【世界の大部分は善人で満ちている。
過去に痛手を負ったから、というだけで、あなたを待ち受ける好機を逃してはもったいないではないか。】


あなたの中にある感情に、たっぷりと時間をかけて寄り添ってあげよう。
状況を読み取る力、そして他者への信頼感がバランスを取り戻し、安定していられるようになるまで、微調整を続けていくとしよう。


(以上3枚、©123RF)


自分の内面に目を向けよう。
そして、なぜ、あのような感じ方・考え方に囚われていたのかを理解しよう。
過去に関わった人々との間柄を振り返って、再検証する必要が出てくるかもしれない。


あなたは少しずつ、毒になる人付き合いを切り捨てられるようになっていく。
それに伴い、健全な人との付き合いが、ふさわしい場所や状況を選んで、ちゃんと現れて来るはずだ。


【参考記事:Lifehacker 2014.10.30 「すぐに距離をおいたほうがいい、人間関係に毒をもたらす10の特徴」



Psychopath Freeの初期からのメンバーで、われわれの仲間の一人・「フェニックス」の言葉を借りて、この章を締めくくるとしよう。



「『この人に好いてもらえるだろうか?』
と質問するのは、もうやめよう。
これからは、『自分は、この人のことが好きか?』
という問い掛けを使っていこう。」


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