2015年5月31日日曜日

ワードサラダ 〜 一体、何が言いたいの?【2】

4. 自分の悪行を棚に上げて、「お前が悪い」

サイコパス人間があなたを被告人に仕立てあげる手口については、「気が付けば、被告席に」の項で既に説明したのでそちらを参照して欲しい。


口論が白熱してくると、サイコパス人間には恥というものが無くなる。奴等は、自分の事を棚に上げて
「お前はこれこれ、こういう人間だ」
「あんたってそういう奴よ」
と、文の主語をあなたに置き換えては、一方的に罪をなすり付けて来る。

【参考記事➀ 

結局、自分のことしか考えない人たち 
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サンディ ホチキス
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[自己愛人間は] 耐えがたい恥の意識を回避するために、入ってくるメッセージを屈折し、ゆがめるプリズムを用いる。
(...) 
彼らはたえず自分の好ましくない部分を他者に投影する。 

*投影:心理学で、考え方や行動に心の内面が表現されること。自分の性質を他人の性質にしてしまうこと。投射。 デジタル大辞泉による定義/コトバンクより  

そして、その性格や感情をまるで相手が所有するようにふるまいはじめ、さらには相手にそう思い込ませる。 
だが、あなたは結局、彼らが払い落としたちりのように扱われるか、彼らの屈辱感や怒り、弱さ、不全感ーーー自分には価値がないという意識ーーーを引き受けるはめになる。
彼らが投げつけたものを、あなたが吸い込む。
べたつく不快な瞬間ののち、それはもうあなたのものだ。」
(pp. 92-92)

彼らのやり口は、単なる投影のレベルでは終わらない。
ごくありふれた投影だったら、ほとんどの人が知らず知らずにやっていることだからね。
サイコパス自身は、自分が何をしているか分かった上で、自分の中にある嫌な部分をあなためがけてドサッと投げつける。で、「これ、お前のだよ」と言うんだ。
あなたがどういう反応をするか、見てみたくて。


さすがに、彼らの口から出る言葉と実際の行動との間に、そこまで大きな不一致があると気付けば、あなただってこれ以上黙って見ているわけにはいかないだろう。












  【おまけ〜身近な「投影」の例〜】
すっかりスリムになってきれいになったX子。 
それに対し、同僚のY美が「何さ、男にモテることしか頭に無いくせに!」と、口さがないコメント。 
実は、X子には「ヨガインストラクターになって、世の中の人達にヨガの素晴らしさを伝えたい!」という目標があった。痩せたのは、毎日の練習と、食事内容・量の見直しによるところが大きい。 
妬み深い性格のY美は、「男にモテたくてたまらない」という願望を、X子という真っ白なスクリーンの上にはからずも「投影」してしまった、というわけ。 周囲の人に「私はこういうゲス人間です」と公言したも同然である。

©123RF


5.多重人格

「ワードサラダ」状の会話を延々と続けるうちに、あなたはいくつもの異なる人格と話をしているような気にさせられるだろう。「良い警官、悪い警官、錯乱した警官、ストーカー警官、怖い警官、赤子の警官」...といった具合に。


口汚い罵倒や、嘘に次ぐ嘘に疲れきったあなたは、相手から距離を置き始める。
すると、相手は例の、理想化段階の頃の日々を想起させるような態度を取り始め、あなたを逃がすまいとする。
空約束を連発する相手に、またもや騙されてしまうあなた。再び元の辛い状態へと引き戻される。


だが、そんな相手の作戦も、行き詰まる時が来る。そうなると、相手は突然、何の前触れもなく罵倒モードに突入。理想化段階の頃に手放しでほめちぎっていた部分めがけて、あなたをコテンパンに叩いてくるだろう。
「えっ!? 一体、今の、誰...?」と、とっさのことに訳が分からず、あなたは混乱状態に陥る。
無理もない。今、あなたの眼前で展開されたのは、何とかして状況をコントロールしようともがき苦しむ複数の異なる人格が、内側から爆発を起こす、という凄まじい光景だったのだから。


こうした連中の醜態については、われらが PsychopathFree.comの頼れる管理人・ヴィクトリアが見事に描写してくれている。

「まさに、鎖から解き放たれた悪魔が、正体を見破られどうしようもなくなり、憤怒発作を起こした姿。 
身をよじり、のたうち回り、悶絶し、ゲロを吐き、お世辞の一つや二つも言い、火花を散らし、で、も一つ最後にゲロ吐いて...といった感じだったわよ。」

6. 犠牲者はいつまで経っても犠牲者

サイコパス人間が浮気し、嘘をつくたびに、なぜか毎度毎度蒸し返されるのが、昔付き合っていた虐待男・キチガイ女がらみの話だ。


どういうわけか、あなたはそんなひどい男/女と関わったサイコパス人間の方を「この人、かわいそう‥‥」と思ってしまう。実際のところ、ひどい仕打ちをしたのは、ほかならぬあいつら自身だというのに。


なのに、あなたはこの、「いろいろと複雑な気持ち」(彼らの弁では、だが)にばかり目を向けてしまい、しかもその「複雑な気持ち」とやらを取っ掛かりにして彼らとの間に絆を結びたい、などという的外れな期待を抱いてしまう。


サイコパス人間がまんまとあなたの目をくらまし、とりあえず正体を暴かれる心配が無い、と読んだら最後、事態は再び坂道を転げ落ちるかのように悪化の一途をたどる。
結局、あのような奴等との間には「絆」なんてものも、「魂レベルでの深いつながり」なんてものも、最初から存在しなかったのだ。


とにかく「ひどい目にあった!」と大声で叫ぶのがサイコパス人間。
...でも、最後に丸裸にされて全てをむしり取られるのは、彼らではない。


あなただ。

2015年5月19日火曜日

ワードサラダ 〜 一体、何が言いたいの?【1】

サイコパス人間が他人に脅かされたり、退屈したりした時、相手を煙に巻くためによく用いる戦術がある。
それが【ワードサラダ】という手法だ。

IT用語辞典 e-Words の「ワードサラダ」の項より 】 

「一見文法的に正しいように見えるが、単語をでたらめに並べたもので意味が通らない文章。コンピュータにより自動生成され、迷惑メール(スパムメール)の本文に記載されたり、検索エンジンユーザを誘導して広告を閲覧させる目的でブログスパムなどに利用される。 

ワードサラダという名称は、関連性のない言葉が文章の中にちりばめられている様子を、サラダの中にさまざまな野菜が散らばっている様になぞらえている。(...)」

©123RF 



一言で言うなら、これは【最低最凶の会話】。
何一つ、中身のある事が語られない。
ただ、あなたに向かって言葉が放たれるだけに過ぎない。


あいつらが無礼極まりないことを何か言ってきたとしよう。
あなたはそれに答えようとする。
だが、話題はとっくに移り変わっていて、あなた一人がモヤモヤの中に取り残されてしまう。


以下、要注意サインを順番に紹介していくので、じっくり読み、理解してもらいたい。
実害が出る前に気付いて、何とか相手から離れてもらえれば、と思う。



1.会話はメリーゴーラウンド



ようやく結論に行き着いた、と思ったのもつかの間、2分後にはまた同じ話をぐだぐだと蒸し返してくる、サイコパス人間。
あなたがさっき発言したことも、「まるで最初から存在しなかったかのように」完全スルーだ。


相手の口からは、またもや例の、使い古された話が始まった。
さっきあなたが突きつけたはずの筋道通った、まっとうな意見にも無視を決め込む。触れようともしない。
もし何らかの形でケリがつくとすれば、それはあいつらにとっての「俺様ルール」「あたくしルール」に則っての解決のみ、と相場が決まっている。


サイコパス人間と関わっていると、同じ問題が繰り返し浮上してくることに気付くだろう。
...どうしてまた、元彼女/元彼氏との仲が復活してるわけ?
...どうしていきなり手のひら返したように、冷たくするの?
...どうして私との電話を一刻も早く終わらせたがっているような口振りなの?



次々と湧いてくる疑問点を相手にぶつけても、徒労に終わるだけだ。
「そんな話、生まれて初めて聞いたよ」といった態度で、とぼけられるのが関の山。
まじめに取り合ってくれるはずもない。


相手からそんな反応しか返って来ないとあって、言いたいことも言えずに引っ込めてしまうあなた。
「もううんざりなんだ、こんなことで言い争うのは!」と、一方的に話を断ち切られると、自分がどうしようもなく愚かしい、「構ってちゃん」な女(男)のように思え、やるせない気持ちになる。



まるで堂々巡りの、メリーゴーラウンドのようだ。



2.あなたの過ちはいつまでもネチネチ非難。
そのくせ、自分は無罪放免。



あいつらが何かけしからん事をしでかした。
で、あなたがそれを指摘したとしよう。
あなたの事を無視したとか、浮気していたことがバレた、とか。
すると、あいつらは必ず、あなたの過去から何かしらの汚点を引っ張り出してきては、叩きにかかってくるはずだ。
たとえそれが、今、問題となっていることと全く関係無いとしても。


あなたが昔、大酒飲みだったしよう。
あなただって脛に傷持つ身なんだから、サイコパス人間がちょっとした浮気の一つや二つをしたって、どうってことない、だろう?
あなたの飲酒癖に比べたら、こんな浮気なんて、大騒ぎするようなことじゃない。


2年前の初デート。確か、あなたは遅刻してきたよね?
だったら、サイコパス人間が3日連続であなたを放っておこうが何しようが、文句を言えるような筋合いは無いだろう?
あなたみたいな人間に、人の欠点などを指摘する資格なんかあるはずないじゃないか。


ほら、やっぱり君の方が不平不満だらけのギスギス・棘々(とげとげ)人間ってことになるだろう。
頭おかしいのはそっちだ。よく見ろよ...。

【参考記事➀ 「モラハラ資料」HPより  「133 ケンカが成立しない会話」一部を引用。
参考:ケンカや話し合いが成立しない会話 1
「話し合いをしようとしても結局、昔の事を持ち出してまた攻められるか、本人的にはすべて自分が正しい、お前の間違ってる所を俺は直してやってるんだという思いが強いので話しになりません。

俺「我々はもはや関わりあうべきではない。」
 
自 (*引用者注:「自己愛」の略。)「ふざけんなよ!何勝手なこと言ってるんだ!」 
俺「お前はAといってたが、事実はBだよな?」 
自「今まで〇〇してやったのに!」 
俺「お前、他人の悪口ばかり言ってるよな?これで人から信用されると思う?」 
自「性格直せ!」 
俺「Eという主張も事実と矛盾する。」 
自「三年前の失敗忘れたとはいわせねーぞ!」 
俺「行動F、はっきり言ってこれは法律違反である。」 
自「悪い事の一つもできないのか!だからお前はダメなヤツなんだ!」 
俺「そのダメなヤツと関わりあわなくて済む事に何か不都合でも?」 
自「それは、お前の一面的な考えだ!」 

こんな感じでまったく噛み合わないまま、しばし押し問答続けて、最期は俺の友人の悪口が始って、そんなヤツと付き合ってるからそんな性格になるのだとか始って、さすがにこちらもブチきれてやや感情的に話を打ち切った。」(以上、原文ママ)


3. 上から目線。横柄な物言い。

サイコパス人間とのこうした会話は、一貫して冷静な、落ち着いた態度をキープしたままで進行する。
何だかからかわれているような気分になるかもしれない。
一体、こいつはどこまで追い詰めたらギブアップするのか。
あなたの反応を伺っているかのようだ。


だが、いくら我慢強いあなたでも、堪忍袋の尾が切れる時はいずれやって来る。
取り乱すあなたに向かって、相手はこの時とばかりに「まぁ、まぁ、落ち着け」と言ってくるだろう。
眉毛をつり上げ、にやけたような笑みを浮かべる。
あるいは、「君にはがっかりだよ、見損なった。」という芝居がかった態度で応える。


で、登場するのが例の「ワードサラダ」だ。
支離滅裂な物言いをぶつけることで、奴等はあなたを錯乱状態へとまんまと追い込み、結果的にあなたよりも優位な立場に立つことができる。


©123RF


覚えていて欲しいことがある。


サイコパス人間にとって、他人との会話は単なる言葉のやり取りを意味するのではない。
人と競い合い、どちらが上で、どちらが下か、の優劣を決めること。
それが、あいつらにとっての【会話】なんだ。
(この図式は、他のどんな事にも応用できる。)

2015年5月8日金曜日

気が付けば、被告席に

あなたが関わり合いになった相手が、サイコパス人間だったとしよう。
ある時を境にして、特にこれといった理由も無いのにあなたを悪者扱いし、責め立てるようになることは、間違い無い。
特に、相手の「危険信号」にあなたが気付き、おぼろげながらもその正体を掴み始めた時などには、殊さらに激しく攻撃してくる。


罵倒し、侮辱する言葉の数々。
目的は、ずばり、あなたを追い詰めて、被告人扱いすることだ。
一体何のために?


実はこれ、案外、単純なことなのだ。
そもそも、自らの行いを弁護する人というのは、外見上「悪いことをした人」として映るもの。
嘘か真かはさておくとしても、残念ながらそう解釈するのが世間のならわしである。
こうした風潮の犠牲となって、人生をめちゃめちゃに狂わされた人は、決して少なくない。


例えば、ある男性が婦女暴行の罪に問われたとする。
何とか身の潔白は証明したものの、一旦着せられた汚名はその後もなかなか拭い去れない...といったことが実際起こる。
無罪。有罪。どうでもいいのだ、そんなことは。
もはや、誰も彼のことを信用しなくなってしまったのだから。


上の例と同様に、サイコパス人間もやはり、根も葉も無い話を捏造しては、周りに触れ回るということをする。
はっと気付いた時、あなたは全く身に覚えの無い罪を着せられ、被告人の立場へと追いやられている。


さすがにここまでされては、あなただって言い返さないわけにはいかない。だって、あなたの名誉が今、この場でずたずたに汚され、貶められているのだから。
その場にいない第三者に抗弁するのは無理だとしても、せめてあなたを愛している「はず」の、目の前にいるパートナーに対しては、言うべきことは言わねばならない。



かくして、あなたは躍起になって「悪いのはあの人たちの方だ」と言うための証拠探しに取り掛かる。
サイコパス人間の狙い通り、自滅へ向けての第一歩を踏み出してしまったとも知らずに。


連中はそんなあなたを尻目に、「お手並み拝見。」とばかりにどっかりと腰を下ろして、これから始まるショーの見物にいそしむ。
そして、殺気立った被害者のあなたを平然と指差しては、「あーあ。またやってるよ、あの哀れな、頭のおかしい奴が...。」とさげすむ。



要するに、この連中はあなたの怒りに火を付けたくって、さかんに煽ってくるんだ。カッカしているあなたの言動を冷静な口調でもって指摘し、揚げ足を取っては、「ほら、だから言ったじゃないか。」と、自らの正しさを証明しようとする。

【参考記事】
モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられないモラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられないposted with amazlet at 15.05.08
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 「...被害者が憎しみを見せれば、加害者は喜ぶことになる。それによって、加害者は自分の行為を正当化できることになるからだ。
『こちらが相手を憎んでいるんじゃない。相手がこちらを憎んでいるんだ!』」
(p.258)


誰だって、否定的な事を聞かされるのは好きじゃない。
特に、その否定的な物言いの矛先が自分の好きな人に向けられた場合、不愉快な気持ちとなるのはごく自然なことだろう。


もしかしたら嘘をついているのはサイコパス人間の方ではないか、とうすうす感づいているあなた。
この際、関係する人達には、ぜひとも事の真相を知ってもらわなくてはいけない。
とはいうものの、あなたが口を開けば出てくるのは否定的な言葉ばかり、とあって、今ひとつ説得力を欠いているのも事実だ。


「違う、嘘つきは、あっち!証拠だってあるし!」
「あの人達がグルになって私を騙したんだってば。
ほら、証拠はあるんだから!」
「過去の元カレ/元カノ10人だって同じ目に遭ったんだから。証拠ならあるぞ!」


実は、誰も証拠なんて気にしちゃいない。どうでもいいのだ。
周囲の人々にとっては、あなたが単なる執着心と嫉妬心に囚われてしまっているようにしか映らない。
皆、サイコパス人間による調教を経験済みだから、あっさりとそうした見方に同調してしまう。


自分の事を弁護ばかりしているあなたに「被告人」の印象がつきまとうのは仕方の無いことである。
一方、あなたの怒りを煽り立てた後、サイコパス人間は涼しい顔で舞台脇へと退き、「俺、悪くないから」「私、何もしていない」の態度を決め込む。
繰り返し言うが、あなたがどれほど苦労しようと、彼らの所業を白日の下にさらすことなど、到底不可能だろう。

©123RF

これだけは覚えていてもらいたい。
「自分は間違っていない」と自己弁護すればするほど、周囲の印象は悪くなる、というのが世の常だ。
時として、"Less is more" (少なければ少ないほど良い)が正解の場合があるが、これはまさしくそんなケースと言える。


サイコパス人間が、信じられないようなレベルの悪口でもってあなたを貶めにかかってくる。
もし、そのような誹謗中傷を受けたとしても、自分ならば100点満点の答え方で返すことができるさ、なんて、まさか考えたりはしていないだろうね?
そう、もちろん、あいつらはあなたがどう反応するか、何もかもお見通しさ。というか、ちゃんと狙い通りの答えが返って来るように計算した上で、罵詈雑言をぶつけてくるのだ。


あなたが一番大事にしている物や事柄。
あいつらが狙い撃ちするのは、そこだ。
さすがのあなたでも、一番大事なものを叩かれたら、黙っちゃいられない。普段にも増して、熱くなって応戦せずにはいられないはずだ。
連中は、そこまで見通してやっているんだよ。


©123RF 

だから、見誤らないことだ。
..あいつらが行動する時には、背後に必ず何らかの意図がある。


あなたをゴタゴタに巻き込むのに最も簡単な方法、何だか知っているかい?
サイコパスの奴等が自ら手を下しておきながら、「お前がやっただろう」「あなたがやったわね」と、罪をあなたに被せて、非難する。
たったそれだけでいいんだ。


あいつらの偽善的な化けの皮を剥ぐなんて、あなたにとっては何でもないことかもしれない。
むしろ、簡単過ぎて拍子抜けするぐらいだ。
だが、実はそこが問題だ。
..簡単過ぎて、逆に危ない。


でも、なぜそこまで簡単なのかって?


【罠】だからさ。


あんなゴミのような糞発言なんて、完璧に切り返してさっさと相手を黙らせてしまえばいいのに、と思うかもしれない。
でも、ゴミ発言はゴミとして扱うべき理由が、ちゃんとあるのだ。
相手からの挑発には乗ってはいけない。



サイコパス人間は、あなたのことを追い詰め、被告人席へと追いやることしか考えていない。
周囲の人々、そしてサイコパス本人に対し、「私は悪くありません!」と声高にアピールするような、弱い被告人の役柄を押し付けたいだけなのだ。


もし、彼らが仕掛けた餌にうっかりと引っ掛かり、捕まってしまったら、おしまいである。
まんまと奴等の仕掛けた罠にはまったことを意味するのだから。